最近、洋介はアユミを異性として意識し始めているので、アユミのちょっとした仕草にドキッとしたりもしているが・・・・アユミは全くそれを感じていない。

 幼い頃、アユミの母親は亡くなってしまったので、小学校から帰ると洋介の家に毎日のように遊びに来ていた。

 父親の桂一は、頑固で健康な親父と言う感じで遅くなっても9時にはアユミを迎えに来ていた。

 アユミが言うには「最近は昔に比べると、すっかり涙もろくなったよドラマ見て泣いてるし、演歌な親父になった。」とのこと。