「いいよね。」 しかしアユミの気迫に押し切られて洋介は不承不承認める事になる。 「気に入ってくれた?金ちゃん」とアユミ 小鬼はビンを叩く。 この瞬間より小鬼の名前は『金ちゃん』となる。 そして、半ば強引に金ちゃんはアユミが持ち帰ることになった。 ときどき、アユミは押しが強い時がある。 午後九時を少し過ぎた頃にアユミは家路に着いた。