小鬼は二回ビンを叩いた。 「人間じゃないみたいだよ」とアユミ 「見ればわかるだろ」と言いかけて洋介は言葉を飲み込む。 「そうみたいだね」と差し障り無い言葉を返す。 「何を食べるのかな?」とアユミが小鬼に話しかける。 すると小鬼が左右にパタパタと手を振る。 「何も食べないらしいよ」とアユミは洋介に話しかける。 洋介は、この奇妙な生き物と意思疎通を試みるアユミに可笑しくなり笑い始めた。