「かわいい~~」 これがアユミの第一声である。 女の子の「かわいい~~」ほど当てにならない物である・・・ 「これのどこが可愛いんだよ」 洋介は言った。 「だって、貴族みたいな服着てるよ。この小鬼ちゃん。」とアユミ よく見ると奇妙な生き物はきめの細かい絹のような白い上着と黒い革のズボンを身に着けていた。 上着には金糸の刺繍が有り、十本の指全てに銀の指輪をしていた。 腕には金のブレスレットが鈍く光っていた。