HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~

家に帰ると、じいちゃんと兄貴に居間で、だいたいのことを話すと、じいちゃんが
「どれ??そのヤツに合わせてもらえぬかの~??」
優輝
『だってさ。』
陽さんが
『では、私が。』
優輝が目をつぶり、ゆっくり目を開く。
巨大で優しい霊圧を肌で感じる。瞳が青くなるのを気がつく。
優輝
「はじめまして、私が陽神です。先代当主殿。」
じいちゃん
「これはご丁寧に。はじめまして、もう一人ともあいさつをしたいのですが。」
陽さん
『だそうです。陰。どうします??』

『面倒だ。俺は女の前しかでねつうの。』
陽さんがため息をついて、じいちゃんに
「すみません。ちょっと乱暴者出して。こういうの苦手みたいで。」
兄貴が
「フン、あいさつもね~のかよ。」
陽さん
「すみません。」

『ちょっと霊力が高いからって、プライドが高いな~。ククク、仕方ないな~、あいさつぐらいしてやるか。ククク』
陽さんが
『まったく……手抜いて下さいね。』
優輝が目をつぶり、次の瞬間、霊圧が巨大さは変わらずにギスギスした霊力に変わった。陰
「ククク、稽古場でちょっと遊ぼうか??純也。」