HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~

優輝が
「生まれ変わり??誰の??」
隠神
「安倍晴明殿のだ。」
優輝
「まさか、だって俺霊力ないだよ。」
陽神
「仕方ないでしょう。清明様は私達と魂の契約して、清明様の力をこの鎖に代えてしまったので。」
優輝
「何のタメに??」
陽神が
「天皇家が抑えることができなかったヤツを封印するために、私達の力を必要としました。」
隠神
「清明殿は、五行すべて使えた。そして我ら隠と陽をその身に宿した。」
陽神
「この話はまだ早いので、要件だけ言います。これから、生まれ変わり君の体を使って闘います。……おや、邪魔が入ったみたいですね。」
優輝の目の前が暗くなる。


「こんなとこで寝てると風邪ひくよ。」
と優輝の体を揺する。優輝
「……うん!?」
が目を覚ます。
優輝が
「俺、寝てたのか??」
「うん、よだれ垂らして。」

(じゃ~、先のは夢か??)
隠神
『現実だ。』
優輝
「何??今の??なんか聞こえなかった??」

「え!!何も聞こえなかったよ。」
優輝
「気のせいか??」
陽神が
『生まれ変わり君にしか聞こえないですよ。』