HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~

優輝はわけ分からずに
「どういたしまして。」
と言った。
「……別に好きとかじゃないよ。」
霞が続けて
「じゃ~ね。」
と言って中庭を後にした。
霞がいなくなった中庭に立ち尽くしていた優輝に朝日の光が当たる。
(……うん。頑張ろう。)
と決意を胸にこめて優輝が中庭で目一杯息をすった。
冷たい空気が優輝をまた一つ大人した。
朝日の真っ白な光がこの先にある未来を示してくれているように優しく優輝を包みこんだ。
(創造神だろうが、関係ない。ただみんなが笑ってくれてくれればそれでいい。)
ギュッと二つの拳をつくった。


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