HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~

優輝がそれを見続ける。
また霞は
(アレは優輝だ。)
なぜか分かってしまう。
霞が
「優輝??彩乃ちゃん死んじゃたの??」
と悲しそうな瞳を向ける。
「…………。もしかしたら……。」
真が
「なるほど、侫龍の『冥転』をしていれば……、」
霞桜が
「なるほどな。アイツは自分の魂を好きなのに移し返すことができたな。だが……」
真が
「翔龍に殺られたせいで、魂が壊れかけているはずだから……自然に消えていくだけだと思う。いくらそのネックレスに移ったとしても……」
いきなりネックレスが光出して、ネックレスが中に浮かび上がる。ネックレスから侫歌の声で
「せっかく生まれ変わり君が止めてくれたのに意味なかったね。私のことなら気にしないでいいよ。これが私の運命かな??逆らえないよ。」
光がだんだん弱々しくなる。優輝が
「バカ。逆らえないこそ逆らえ!!だいたい、まだ死にたくないだろう??」
弱々しく
「……うん。でも、私の魂は壊れかけているから……」
優輝が刀を消して、両手を向けて、
「くだらね~な。俺の霊力渡すから、後は自分でなんとか逆らってみろ。その運命とやらに!!」
優輝がニヤリと笑う。