HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~

霞桜が大声で笑う。
「ハハハ、おかしな人間だ大抵普通の人間なら、必ず殺して自分だけ生き残りたいはずなのにな。ハハハ、おもしろい。」
目の前にいた優輝が消えたと思った次の瞬間、自分が横になってねていた事に気がつく。霞が頭を抑えながら、起き上がる。
「今のは夢??」

「まぁ~、そんな感じだ。お前おもしろいな!!
タネを明かすと、花鳥風月に殺意なんって物はいらないだ。欲しいのは『誰かを大切にする気持ち』だ。
さっきのも、大切なヤツを殺すのはクソ野郎だと思う。首の直前で止める所で良かったのに、お前ときたらその後に刀を落として『殺して』か。ハハハ。実におもしろいヤツだ。気に入った。花鳥風月の継承者にしてやろう。感謝しな。……。名前なんだっけ。」
霞がため息をつく
「霞。」

「霞か。いい名だ。花鳥風月を残り五日で体に叩き込むぞ!!まず、俺を抜け。」
ボロボロな刀なのに、まったく抜ける気配がない。霞が力一杯引っ張る。
「抜けない!!なんでボロボロなのよ。抜けろ~~!!」
霞桜が
「霞。そういえば、花鳥風月の各々の意味分からないだっけ。まぁ~、答えはないだけど、答えを悟るのだ。」