目の前にあったボロボロの刀『霞桜』が見えなくなるまで煙がでると、いつの間にか霞の右手に刀が握られていた。
いきなり霞の横から刀が振り落とされる。
霞はそちらを向いて、刀を受けると
「誰??」
煙の向こうから、優輝が現れた。
「なんで優輝がここにいるの??」
優輝が時折見せる寂しそうな白眼で
「ごめん。霞を殺さなきゃいけないだ。」
「ウソ!!優輝が私にかなうわけないじゃんか。止めよう。」
優輝が一歩ひいて、霞と間合いをとる。
優輝は刀を構えて、
「それでも霞を殺さなきゃいけないだ。」
寂しいそうに言う。
霞が泣きそうになって
(優輝が私を、殺す!!信じたくないけど私を殺してきているのは最初の太刀筋で分かる。でも……)
霞は優輝の太刀を緩やかに躱しながら、いつもの稽古のように優輝の首の直前で止める。
「優輝がかなうわけない。だから、もう止めよう。」
霞が悲しい顔を向ける。優輝が向けられている刀の刃から目を逸して、霞を見つめる。悲しそうな笑顔を向けて、
「霞。殺していいよ。大事なお前に刀を向けたんだから……殺して。」
どこか遠くから、霞桜が
「目の前にいる小僧は本物だぞ。」
いきなり霞の横から刀が振り落とされる。
霞はそちらを向いて、刀を受けると
「誰??」
煙の向こうから、優輝が現れた。
「なんで優輝がここにいるの??」
優輝が時折見せる寂しそうな白眼で
「ごめん。霞を殺さなきゃいけないだ。」
「ウソ!!優輝が私にかなうわけないじゃんか。止めよう。」
優輝が一歩ひいて、霞と間合いをとる。
優輝は刀を構えて、
「それでも霞を殺さなきゃいけないだ。」
寂しいそうに言う。
霞が泣きそうになって
(優輝が私を、殺す!!信じたくないけど私を殺してきているのは最初の太刀筋で分かる。でも……)
霞は優輝の太刀を緩やかに躱しながら、いつもの稽古のように優輝の首の直前で止める。
「優輝がかなうわけない。だから、もう止めよう。」
霞が悲しい顔を向ける。優輝が向けられている刀の刃から目を逸して、霞を見つめる。悲しそうな笑顔を向けて、
「霞。殺していいよ。大事なお前に刀を向けたんだから……殺して。」
どこか遠くから、霞桜が
「目の前にいる小僧は本物だぞ。」

