HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~

残り五日後
先代御当主が霞を呼んだ。先代が歩きながら
「花鳥風月を使えるようになったかの~??」
「四大奥義以外なら分かりました。」
先代が稽古場の裏にある裏山で立ち止まる。
「それじゃ~五日後の闘いに出せぬな~。」振り向いて言う。

「優輝の力になりたいです。だから、お願いします。」
細い目を開いて先代が
「ならば、陰陽師になることができるかの??」

「え!!でも私、霊とか見えないですよ。」

「対夭魔の陰陽師じゃ。しかし、犠牲にいつ夭魔に襲われるか分からなくなるがもう普通の生活には戻れなくなるがそれでもいいかの??」
霞は
「いいですよ。アイツを守る事ができるなら。」
先代が
「心得た。ならば、残り五日まであるヤツの力を借りよう。」
先代が印を結ぶとさっきまで山の崖だった所に洞窟の入口が現れた。
「視覚変化の結界をかけていたのじゃ。さ~入るのじゃ。」
少し怖がって
「何かあるのですか??」

「入れば分かるじゃろ。」