HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~

真がそれを見て
「まぁ~その人にあった形があるし。」
彩乃が
「私の形??」
霞が
「真ちゃん!!あなた花鳥風月使える??」
真が
「私たちは使えないだよね。」

「えっ!!なんで??」

「う~ん。花鳥風月って才能の技なんだよね。だから、私達の中でも一部の人しかできないだ~。例えば、当主とか、あと純也さんも少し使えたらしいけど。」
ガッカリした様子で
「…そう。そんなに難しいの??」

「まぁ~ぶっちゃけ~かなりね。」

「じゃ~私はなんで??」

「先代御当主が霞に眠っている才能を見いだしたからかな。」
ニコッと笑う。
霞はそれを見て、少し驚きながらも笑い返して
「がんばるよ。」
彩乃が無愛想に
「そういえば、アイツは間に合うのか??」
アイツ??そうアイツ。頼りなくてひねくれていていつも屋上で寝ているアイツ。
真が
「正直かなり厳しい。アイツが間に合わないと、ヤマトノオロチは倒せない。」
稽古場の空気が重苦しくなる。真
「前の安倍晴明も力を一部しか使えていなかったタメに封印するのに手間取った。私もまだまだ一寸法師の力を使えてないし。」
霞が
「まぁ~、頑張ろう。」
霞が素振りを始める。