「…なんで、この席に来るかって?」
思いきって聞いてみたけど、
有希ちゃんは眉間にしわを寄せて
「わかんない」
と一言、言い放った。
…んまぁ、そりゃあそうだ
「どうせ女絡みじゃない?中学ん時から女コロッコロッ変えてたし」
「…コロッコロッ?やっぱモテてたんだ」
「当たり前じゃん。あの容姿でスポーツ万能じゃね」
「…へぇ~」
有希ちゃんは何やらニヤニヤしながら、
「平岡ちゃんって分かりやすいよね」
なんて言ってきた。
「え????」
「楠元に惚れてんでしょ?協力してあげようか?」
「なっなにを根拠に!?」
「女の感よ。まぁアタシに任せてよ」
なんか、有希ちゃんになら信用できそう…かな?
私は首を縦にふって、
コクッと頷いた。
満面の笑みの有希ちゃんは、
さっそく楠元くん情報を色々くれた。
女との話しが多すぎて、
ほとんど覚えてないけど…

