「……綾さん?」 「あっ、い?」 かけられた声に、 ポーっと見つめていた目を現実へと引き戻す。 「飯どこ行くん?」 また独りの世界に入ってしまってた。 エヘッと誤魔化して笑うあたしに、不敵な笑みで見下ろす仁。 って! 「へ? ぅおっ!?」 仁の後ろに映る煌びやかな色とりどりの光に変な声が出てしまった。 「もしかして独りの世界中やった?」 「あ。は、はい」 え……え……っ。 テンパるあたしに、 クスクスと笑いながら話す。