「おいドブス…きつね」





「やっとなついてくれたっ。はぁー」


「クウ」




きつねはみどりの腕の中にいた。

ぽーっ
かなたは突っ立っていた。




「あっ!カナタ。カナタ?どーしたの?具合悪い?」



みどりはのぞきこみをした。


ビクゥ




「?」


「なっなんでもねぇ…こっち見んな!」


ドッキンバッコン
なんなのよ!