「レオ♪散歩しよーか。」


「クンっ!」




「っていっても庭だけどね。あんま遠くに行っちゃいけないっておばあちゃん言ってたからね。」



ザア…
風が吹いてきた。
コロコロ…
みどりはボールを転がした。




「ほらレオ。」



「フー」


「可愛いー!レオ…」




みどりはそっとレオを持ち上げた。