「アリーナちゃん…あなたが話しているの?」

表情が無い人形だけど…かすかに…ほんの少しだけアリーナが笑ったように見えた。
ゾワッ!

「ヤットキコエタネ、クラヤミニイレラレテカラマイニチマイニチナズナチャンヲヨンデイタンダヨ」

「あの日からずっと…」

無表情なうえに、押し入れにいれてた事を言われてしまうと…

「私の事、恨んでる?」

と思って…いきおいでアリーナに直接聞いてみました。