俺は彼女の話しを聞きながら笑ってた。
純粋に彼女といる時間は楽しかった。


時間を忘れて話しているともう9時をまわってた。

『ヤバイ。親に怒られるよぉ…』

どうやら彼女の親は結構厳しいらしく今時門限なんてものがあるらしい。

彼女を駅まで送り、彼女は改札越しに

『また明日学校でね』

と無邪気に笑った。
一学年1500人もいる少子化とは無縁のあの学校で果たして会えるかわからんが、とりあえず頷いておいた。

…明日はちゃんと起きよう。

宝くじは買わなきゃ当たらない。
1500分の1に賭けてみよう。
どうやら俺も男だったらしい。
恥ずかし…

てか名前聞いてないや。
まぁいいか。
寝る。