擬人ペットを飼う。-猫編-



「問題…?」

首を傾げて夜が聞いてくる。





「いや、問題は無いんだが…」
一応猫なんだよな…?

学校行ってもいいのか?





「ていうか夜、お前は勉強できるのか?」

「…勉強、まずそうね。」

食いモンじゃねーし!!

「冗談。通じない?」

完璧にバカにされてるな。コレ。





「なぁ、夜。俺はお前の飼い主だ。わかるか?」

ここでしつけとかないとこれからずっとバカにされ続けるかもしれないし…

しょうがない…よな?





「飼い主…食べれる?」

お前の頭の中は食い物だけか!
脳みその変わりにカニ味噌が入ってんのか!?

「カニ味噌好きよ。」

もう…ダメだ。

コイツをしつけられる自信がねぇ…





ちょっとうつ病になるかもな…