コリアは二匹に話した。コリア「サーチャはね、昔は優しかったのよ。両親といた時はおとなしい子で、愛する人が出来て、夫とラブラブだったの。でも些細な喧嘩で夫を殺害したの。」リリ「夫婦の間に喧嘩はつきものですニャ。」ユール「主はいっぱい苦しい思いをしたんだニャ。」コリア「サーチャに欠けてるものは愛情なの。家族の愛情もなかったし、夫への愛情もあまりなかったから。」リリ「欠けてるものを埋めれば、優しいサーチャに戻れるんじゃないかニャ?」コリア「簡単にはいかないわ。」ユール「僕がサーチャに話しをしてくる。大切な僕の主だから。」コリア「それが一番ね。」リリ「でも、もしもの事があったら…。」ユール「大丈夫ニャ。」コリア「この小さな隙間から出れるから行ってきな。」ユール「わかったニャ。」ユールは小さな隙間から入って、サーチャの所へ向かった。