星香達は、ダーク島の隣の島の、フラワー島にいた。星香「名前の通りの島ね。」あたり一面に花が咲いていた。竜牙「俺の好きな薔薇が咲いてる。」触ろうとすると、?「花に触れてはならない。」黒髪の長い女の人が言った。竜牙「何でだよ。」女の人「看板を見なかったの?」みんなは看板を見た。゙゙花に触れると毒が体中にまわる。゙と書かれていた。雫「すみません。知らずに。」黒髪の女の人「いいえ。わかればいいの。ここの島には、病院ないから。」そう言って消えた。霧斗「なんなんだ?あの女!」星香「落ち着いて。」 霧斗「けどよ。ムカつくじゃん。」雫「でも、あの女の人見た事あるかも。」竜牙「実は俺も。あの女の人、もしかして初代の黄金の魔法使いなんじゃないか?」星香「まさか。まぁ、その女の人も調べる価値ありそうだわ。まずは、リリちゃんやダークの行方から探しましょう。ここは個人行動。」みんなバラバラに動いた。竜牙は雫と一緒に女の人の後を追った。女の人は家に入った。窓を覗くと居なかった。後ろから声をかけられた。女の人「私に何か用かしら?」竜牙「聞きたい事がある。あなたは、初代の黄金の魔法使いなのか?」女の人「あなた達は?」雫「動化家の者です。」女の人「そう。まあ中に入って。」三人は家に入った。林檎「私の名前は林檎。あなた達の言う通り、私は初代の黄金の魔法使いよ。」竜牙「なぜ、やめたのですか?」林檎「私が居た頃の当主様が、私に色々と命令してきたのよ。邪魔者は魔法を使って消せとかね。私は、魔法を使って人を消す為に魔法使いになった訳じゃないの。けれど、当主様は荒れていて。だから、やめたの。もう人を傷つけるのは嫌なの。」雫「今の、当主様は初代の当主様より全然違います。戻って来ませんか?」林檎「カオルは元気かしら?」竜牙「ええ!なんで知ってるんですか?」林檎「魔法使いをやめた後に、私がカオルに黄金の魔法使いを引き継ぐように頼んだから。」雫「じゃ、カオルさんに会う為に一度帰って来ませんか?後の事はこれから考えればいいじゃないですか!」林檎「そうね。一度帰ってみようかしら。」林檎は決心した。