雫は草むらで雪斗から渡された手紙を見た。゙みんなは屋上の倉庫にいる゙屋上の倉庫へ向かった。数分後、雪斗は倉庫へ着き、ドアを開けた。みんながいた。カオル「雫?何しに来た?」雫「リリが危険な状態で意識がないんです。」ナナはリリを抱えた。ナナ「おい!リリ!聞こえるか?」反応はない。椿「詳しく聞かせてもらいませんか?」雫は話した。すると、凛と来栖が怒った。凛「なんて事してくれたんだ!」来栖「絶対にお前は許さない。死んで償え!」来栖が雫に殴りかかろうとした時、柚子が止めた。柚子「喧嘩してる場合じゃないだろ?」来栖は後ろへ下がった。カオル「生き返らせる事ができたら。」椿「命の泉があります。確か、庭の池に。むかし、あそこは命の泉があったんです。魔法使いが死んだら、命の泉に入れて光出せば生き返るって。」雫「俺が連れていく。俺の責任だから。」カオル「お前だけの責任じゃない。俺も行く。みんなは待ってろ!」二人はリリを抱え命の泉へ向かった。周りは見張りがたくさんいた。カオル「俺がおとりになるからお前は先に行け!」カオルは外へ飛び出した。見張り「侵入者!」見張りがたくさん追いかけてきた。その隙に、雫はリリを抱え庭へ向かった。庭に着き、リリを入れた。雫「光出さない?」椿から連絡があった。椿「入れるだけではダメだ。真に愛する人と口づけを交わさないと!」雫「愛する人か。わかった。」すると、カオルが来た。カオル「リリは?」雫はカオルを押した。カオルとリリの唇があたり光出した。雫「俺は、カオルには勝てないよ。リリが愛する人はカオルに決まってる。」光が消え、リリが立ち上がった。リリ「カオル?」カオル「リリ!」カオルはリリを抱き締めた。カオル「雫のおかげなんだぞ。」リリは雫のところへ行って抱き締めた。リリ「ありがとう。雫。」雫は泣いていた。「本当に良かった。俺、リリの事、一度も守ってやれなかったから。」リリは雫の頭を撫でた。リリ「どっちが年下なのよ。バカ。わたしがおねいさん見たいじゃん。」カオル「満月まで時間がない。屋上まで行くぞ!」3人は屋上へ向かった。