リリは刹那の部屋に行った。リリ「刹那?話しって何?」刹那「カオル様のお友達の吹雪様が今日、いらっしゃるのですが…。」リリ「あ!吹雪ちゃん来るんだ!」刹那「中学生の頃にカオル様と結婚すると言って、婚姻届に吹雪様とカオル様がお互い名前を書いているのです。」リリ「カオルは知ってるの?」刹那「知りません。もし今日、婚姻届を持ってきたら、大騒動になるのではないかと思いまして…。吹雪様のご両親も来るので…。」リリ「それは、大騒動になるわね。」刹那「リリ様、もし、吹雪様が婚姻届らしき紙を持っていたら取ってくれませんか?」リリ「分かったわ!」話しが終わってドアを閉めた。当主様が廊下を走っていた。当主様「リリ、吹雪ちゃんが来たぞ!出迎えを頼む。」リリ「はい。」リリは玄関まで行った。そこには、背が高くロングの黒髪でスタイル抜群の女の子が立っていた。吹雪「リリちゃん!」吹雪はリリを抱きしめた。リリ「吹雪ちゃん!」吹雪「会いたかったよ。私、今日からここに住む事になったの!よろしくね!」リリ「こちらこそ、よろしくね!吹雪ちゃん!中に入って!」リリは吹雪を大広間に案内した。扉を開けると、動化家みんなが盛大に歓迎してくれた。当主様「おかえり!吹雪ちゃん!」吹雪「当主様!ただいま!」吹雪はカオルを見つけて抱きしめた。吹雪「カオル!めちゃくちゃ会いたかったよ!」カオル「吹雪!おかえり!」抱きしめてるカオルを見てクロスが怒った。クロス「離れてくれない!」クロスはカオルを引き離した。吹雪「カオル?この人誰?」カオル「俺の奥さんだよ。」クロス「私は、カオルの妻よ!」吹雪「嘘よ…。」吹雪はカバンを落とした。カバンの中には婚姻届が落ちた。カオルは拾った。カオル「これ…。中学生の時に書いた婚姻届…。」吹雪は婚姻届を取った。吹雪「カオルの嘘つき!約束の1つも守れないなんて最低!」そう言って吹雪は出て行った。クロス「どうゆう事よ!」クロスも出て行った。カオル「どうしよう…。」大広間はシーンとなっていた。リリ「追いかけなよ!」カオルは2人を追いかけた。