四人は空き地に来て話した。リリ「説明して。」柚子「カオルもグルって事は確かだが、透明な糸のような物が見えた。操り糸だ。カオルは理緒に操られてる。カオル自身が動いたり話したりしていない。これは確かだ。でも、時間がない。早く50人動物にしないとカオルが死刑になる。理緒は動物にした人間を皆殺ししていた。」刹那「そうですね。別れて、早く50人動物にしましょう。」リリ「カオル。。」ナナ「大丈夫だ。カオルは俺より強い。じゃ、俺らは行く。」ナナと柚子は行った。刹那「それより早くしないとカオル様が。」リリ「わかった。」リリのペンダントが光った。刹那「この光は!リリ様、あなた赤の魔法使いだったんですか!」光は静まった。リリ「赤の魔法使い?」刹那「伝説では赤の魔法使いは当主様より遥か上の存在で無敵。1人しか居ないと言ういいつたえです。赤の魔法使いは赤いダイヤの紋章がおでこにあるはず。」リリは鏡でおでこを見た。リリ「あった。紋章。私が赤の魔法使い?」刹那「この事は、わたしとリリ様の秘密にしましょう。騒ぐと、あなたも死刑ですよ。」リリ「死刑?」刹那「赤の魔法使いは恐れられています。感情で魔法が発動しますので。危険レベルが高いんです。当主様が昨年、法を作ったんです。赤の魔法使いが当主様の前に現れた時は死刑にすると。」リリ「わたし、死ぬの?」刹那「私が守ります!」リリ「刹那。」リリは刹那に抱きついた。刹那「さぁ、人間を探しましょう。」リリ「うん。」二人で行った。影で理緒が動いてるのを知らずに。