時計は午後5時30分になっていた。リリとリクとアリサは15階で合流した。リク「アリサさん。僕の実の姉だったんだ。」リリ「そうだったのかニャ。会えて良かったニャ。」アリサ「猫が…喋ってる。」リク「お姉ちゃん、猫ちゃんは僕の友達だよ!」アリサ「そうだったの。」リリ「よろしくニャ。」アリサ「うん、後はあの大きな扉だけよ。」3人は扉を開けた。すると、母親がいた。リク「お母さん、早く逃げないと!」アリサ「絵を見せた方がいいんじゃない?リク。」リクはお母さんに絵を見せた。すると、お母さんは目を開けた。母親「リク…。後ろに居るのは、アリサね…。」リク「お母さん!」リクは泣いてお母さんに抱きついた。アリサ「私のお母さん…。お母さん!」アリサも泣いて抱きついた。リリ「良かったニャ。」リク「お母さん、早く脱出しないと爆弾が爆発する!」アリサ「そうなの!早く逃げないと爆発する!」アリサはお母さんをおんぶした。リク「あと15分しかない。」アリサ「ここからダイブする?」みんなは頷いた。ガラスを割り、飛び降りた。リリが強く祈ると赤い光が光り出した。すると、赤い光がみんなを包み込み脱出した。リリ「助かって良かったニャ。」お母さん「喋れる猫ちゃんね。リクとアリサと私を助けてくれてありがとう。」リリ「私はたいした事していません。リクくんとアリサさんが頑張ってくれたおかげです。私はまだ用事があるので。」そう言ってリリはその場から去った。