リリは辺りを探していた。すると、ナルの姿があった。ナルは黄色い扉に入った。ナル「俺の大切なアリサは何処へ行った?アリサ…。」リリが鳴いた。後ろに振り向くとリリがいた。ナル「リクの猫か。」リリ「どうしてそんなにリクくんを画家にさせたいのかニャ。」ナル「喋る猫か。お前売れるぞ!芸能界へ入らないか?」リリ「話を聞けニャ。」ナル「俺の夢は画家になる事だった。小さい頃から絵をたくさん書いてきたけど、有名な人に見せても何か足りないと一言言われるばっかりで俺は自分に才能ないって分かったから諦めた。リクくんはあんなに絵が上手いのに画家にはなりたくないと言っている。でも俺は、リクくんこそ画家の新しいスターになる事、間違いなしだと思うんだ!」リリ「それはあなたの夢だニャ。リクくんにはちゃんと夢や目標があるニャ。あなたの夢をリクくんに押しつけるのは間違いニャ。」ナル「そうかもな。だけど、才能があるのに勿体無くないか?俺は絶対にリクを画家にする!無理矢理にでもな!じゃあな、猫!」そう言って出て行った。