土方さんと言えば、句をたしなんでいるのは、有名なところです。



『春の草 五色までは 覚えけり』




そうですか。五色は覚えたんですね。後はどうなさったんでしょう？？


とか



『梅の花 一輪咲いても 梅は梅』




そのとおり！！


とか　



数知れず。




ですが、これは、京に上るまでの趣味でした。




土方さんは、薬屋だったので。

商人の趣味と言えることをしていたようです。





昔には、「士農工商」（外国人が昔の日本に訪れた時、これほど、はっきりわかれている身分制度は節度があって素晴らしいと絶賛された文献が残っています）があって




それによって、趣味も和歌を読む。俳句は商人が読む。



が一般的だったとか。



趣味がそれぞれ決まっているそうですが、詳しく調べると面白いかもしれません。






つまり、京にのぼり


武士になった時点で、土方さんはこれら過去の作品とは、
きっぱりと置いてやめたそうです。



武士は武士らしくあるべきだ。



その意志が、かなり強かったのが土方さんでしょう。