大好きな君へ



「いーじゃん☆」

沙羅がのんきに言った。

「なにがいーじゃんなの!?」

あたしがあわてて反論したら

「親睦を深めなさい♪」

沙羅に言いくるめられた…

「なっ?沙羅もこう言ってるワケだし。」

なんか日向にも説得された…

「三代川くんに悪いじゃん!!」

あたしはなんとか逃げ道を探した。

「陸、別にいいよな!?」

どうか嫌だって言って…なんて思ったけど。
その願いは簡単に打ち砕かれました…

「おぅ。かまわないけど…」

「よし♪決まりだな!!陸、ジュリアよろしく~♪」

「おぅ。」

そうしてなぜかあたしは三代川くんと
帰ることになってしまった。