「えっと…」
「あたしは未鳥(ミドリ)!あんたは?」
未鳥と名乗った女の子はとても可愛らしい笑顔を向けて尋ねてきた。
「蛍」
「ほたる?なにそれ~すごい可愛い名前やけぇ!」
そう言って頬に両手をあてて笑う未鳥ちゃん。
(いやいやいやいや、あなたのほうが100倍可愛いからっ!!)
あたしは苦笑いを浮かべて首を横に振った。
「あんたなまってないけぇ、こっちの人やないんでしょ?」
「あ、うん。こっちにおばぁちゃんの妹の娘さんが居て、その娘さんの娘さんの子どもの面倒を見に夏休みの期間だけこっちに来たの」
「なんかややこし」
二人して笑った。
