「俺だって…俺だって怖いんだ。
俺の学校のバド部の奴ら、ルイ好きだし。」

「同じようなこと、悩んでたんだ。」

「でもさ、ペアリング…」

「これで、完全にカップルだもん!!」

「ルイ…」

「ほら!タピオカミルクティー買ってから、テス勉するよ!!」


ウチは大生くんの手を、グッと引っ張った。

ウチの左手には…ペアリングがはめられている
その手をそっと包んでくれていた。