夕陽を浴びて、お互いの顔が真っ赤だった。 長く影が伸びていて、身長差がすっごい衝撃的だった。 「そういやデート、まだしてなかったな。」 「そういえばそうだね。」 「どっか行きたいとことかない??」 「遊園地!!!!!!」 「遊園地いいな!!よし、決定!」 繋いだ手が離れないように、 ウチは少しずつ手に力を込めた。 力を抜いちゃうと、 どんどん離れていっちゃう気がした…