案の定、骨は折れていた。 歩くだけでも痛いって言ってたしな… お金を払ってルイがもどってきた。 出すって言ったのに、言うこと聞かなかった。 「明日から学校どーしよぉ…」 「下りも混むよな。」 「座れるけどね。」 「家まで送るよ。」 「お願いします…」 俺はルイを背中にのせた。 ちっちゃいから、妹に見られてる。 「マミーに挨拶する?」 「するに決まってるだろ。」 「日本語通じないかも。」 「何人!?」 「…アメリカ。」