完成させればいいのだ。



「伴奏やってくれないか?」



音楽を尊く思うなら
技術は
いくらでもついてくる。


スタートのハンデが
つきすぎなだけだと
柊荘司は考えた。



…懸けても
いいじゃないだろうか。