少し憧れとか、 妬みとかそういうらしくない 気持ちになる程に。 しかし、それ以上に 純粋な菜野花のピアノに 惚れた。 俺はこの伴奏の中で 歌うしかない!と さえ思ったのだ。 だから、菜野花を 引き止めたのは、 彼にとってみれば、 人生の大きな山場だった。