I can …



少し憧れとか、
妬みとかそういうらしくない
気持ちになる程に。


しかし、それ以上に
純粋な菜野花のピアノに
惚れた。


俺はこの伴奏の中で
歌うしかない!と
さえ思ったのだ。


だから、菜野花を
引き止めたのは、
彼にとってみれば、
人生の大きな山場だった。