さほど時間をとらずに、 本題を思い出した。 「七草、 岬菜野花見てないか?」 彼は 「岬…ミサキ…」と 呟いて、 「そういえば!」と 頭上に豆電球を灯した。 「三年の誰かに 声掛けられてたよーな… 多分中にいるぞ」