隅々まで探したつもりだが、 一向に 岬菜野花の姿はなかった。 どこ行ったんだよ…… あの馬鹿は。 内心でぼやいた。 ドアの向こうから、 終わったクラスが 泣いている声がした。 多分、自分達の後 三つ目のクラス。