彼の言葉に、
戸惑うように頷く
クラスメイト。


俺だって、
岬にやってほしかったさ。


俺より、
彼女の方が
合唱伴奏向きだし。


練習時間に二乗に比例して、
皆彼女のイメージに
染まっているから。