柊荘司はあれから。



「なんでこんなこと…っ」



学校周辺の
住宅地のプレートを
しらみ潰しに
見回っていた。



「近くって…
重いし鞄」



二つも鞄を持ち
ぶらぶらふらふら
歩いていた。