「紗枝って2年だよな?」 「うん。そうだよ!」 「俺、日本の学校初めてだ」 「あっ、そっか…。緊張してる?」 「まぁ、少し」 「あっ、ここが学校だよ。職員室は入ってまっすぐ」 あたしは職員室の場所を説明した。 「じゃあ、あたしは行くね」 「おぅ。ありがとな」 「うん!あっ、同じクラスだといいね!」 つい、笑顔になってそう言ってしまった。 でも、これは本心。 もっと郁のことを知りたいって思った。