―…。
ドドドド
ガチャン
「着いたよ!!降りれ♪」
『ぅん。降りるけどさ…。美月?あの人等…どちらさま?苦笑』
あたしは、顎でヤンキーみたいな人達を指す。
「先輩と後輩とダチだよ?あの人等ヤンキーっぽいけど普通の人だよ笑
先輩ー!!!皆ー!!おはよーっす!!」
美月は、小走りで皆のいる所へ行ってしまった。
残されたあたしは、どうすればいいのか分からずただ、立っていた。
ぅーん…。
怖いなぁ…。
つーかバリバリヤンキーぢゃないっすか…。
とりあえずあたしは、皆から離れて近くにある椅子に座ってタバコに火を付けた。
カチッ
『フー…』
「みっちゃーん笑 来いよ!!!笑」
美月が、あたしの傍によってきた。
勿論美月の後ろは…。
「おっす!!!みっちゃん!!さっき美月から話聞いたよ!!変な男にいろいろ言われたんだって?大丈夫かよ?」
一番怖そうな女の人が、あたしに声を掛けてきた。
『は…ぃ!!!だだ…大丈夫です!!』
あたしは、あまりの恐ろしさに、声が震えてしまった。
その人は、ニコリと笑ってあたしの隣に座って話しだした。
「そんな怖がんなよ笑 あたしら本当に普通の人間だから笑 喧嘩はするけどね笑 大丈夫だよ♪
あと敬語じゃなくていいからね!!あたしのメンバーの中にあたしの妹もいるけど仲良くしてやって♪おい!璃紗!!出てこい!」

