私はそれを無視して教室へ向かった。



教室のドアを開けると


シーン


となる。


翔は自分の席に


私も席についた。


すると今度は


私の席に群がってくる女子。


そして横目で見ると


翔の席に群がってくる男女。


翔…モテるから。。。


相変わらず同じ質問ばっかり。


どちらも口を開かない。


私は決めた。


そうだよ。


と言おうとした


そのとき


「付き合ってるけど。何か??」


翔だった。


はっ と思い


翔が立っているだろう場所を見上げる


すると


ちゅっ


小さなリップ音をたてて


唇と唇が重なった。