あまりにも切なそうな顔をされて
胸が痛んだ。
もう、負けだ。
私の完敗。
「もう…
指輪なんていいから。
私のことかまってよ。」
クリスマスなのに
喧嘩吹っ掛けた私が悪かった。
指輪なんてなくなろうと
悟の気持ちがここにあるって分かってれば問題ない。
うん。
そうだ、そうだ。
「……え?」
「え?」
顔をあげると
まぬけ顔の悟。
「…え?」
「え?」
え?
なんだ?
私、変なこと言ったか?
「…え?
かまってって……
え?」
あぁ、
確かにかまって
って変なこと?
だけど、
そんなこと私、
日常茶飯事な気が………。
「…え?
茉莉子、俺のこと好きなの?」


