最低男に恋をして。




「ちょ、茉莉子!
見つかんなかったら…」

どうするつもりだ!

と、言いかけて
その冷たい瞳に黙りこんだ。



「見つからないなんて、
ありえるの?」


「……いや。
はい。
見つけます。」



……いやいやいや…。


見つからないかも知れねぇだろ!


と、言えるわけもなく。



「だよね!
よし!じゃあさっさと見つけよ!」




あぁ。
最悪だ。



「なくしてるはず、
ないよね?」

「……あぁ。
も、もちろん。」


目が笑わない茉莉子。


これ本当に
無かったらどうなるんだ…。



「どこかなぁー」


女心は秋の空、か?




いや、まさかな。









別れるとか……

ありえないよな……?