「 きりーつ、れーい。」 「「さいならー」」 ついにキタ。 悪夢の放課後。 「 苺ドンマイ。てことでバイバイ。」 「 亜月ひどい…。」 「 あづー、帰るぞ。」 「 あ、真司来た。じゃあね、また明日!」 行っちゃった…。 くそぉ…昨日車に乗らなければ… 過去を恨んでも意味ないか…補習室行こ… 私は重い足取りで補習室に向かった。 このあと何が起こるかも知らずに。