「 えー、秀太ついてきてよ。」 「 行くかよ。お前は女子か。」 「 ちっ。」 祐司さんは謎に舌打ちをして屋上を後にした。 「「 ……………。」」 思ってはいたけど、やはり沈黙が流れる。 何か話さねば…。 でも何を話せば…。 「 時間、大丈夫?」 沈黙を破ったのは秀太さんだった。 「 えっと、今何時でしょうか?」 「 今は7時24分だね。」 「 じゃあ大丈夫……… じゃないっ!!!」