FRUIT MIX.




「 あ、着いたよ。」


「 凄い…!」


私の目の前にあるのは
とても綺麗な夕焼け空だった。


「 この時間帯が1番綺麗なんだ。」


祐司さんは凄く綺麗な微笑みで夕焼け空を見ていた。



「 そして、このドレスに1番似合う風景。」


「 そう…なんですか。」


どうして?どうして、そんな悲しい顔するの?

『 何かあったの?』
って聞けたらあなたはそんな顔しない?



お願い、そんな顔しないで…




「 おい、祐司遅過ぎ!亮人さんカンカンだぞ!」