FRUIT MIX.




「 …………。」


「 図星か…」


「 ちょっと!笑わないでくださいよっ!」


「 だって…」


もぉ…酷いなぁ…


「 本当に似合ってる。綺麗だ。」


祐司さんは呟くようにそう言うと私の唇を塞いだ。


「 ん……」


角度を変えて、何度も。

「 いやらしい声出すなよ。止まらなくなる…」


そう言うと祐司さんは私を抱きしめた。


「 そのドレス俺が初めて作ったドレスなんだ。」


「 そうなんですか…?」


「 確か…苺と同じ年の時だな。」


「 えっ!嘘!?」