秀太さんはドレスを指指した。


「 そうですか?全然似合ってないです。」


「 いや、似合ってる。可愛いよ。」


ドキッ

いやっ!ドキッってしてどうする!

いきなり可愛いなんて言われたらドキッってするよね…。
うん。するする。



「 俺、初めて会った時から…」


「 え…?」


「 いや、何でもない。じゃあね。」




秀太さん…、今何言おうとしたの?



「 苺ちゃん!撮影行くよ!」


「 あっはいっ!」




「 走れー!苺ちゃん!」


「 はあいっ!」