「 ちょっと!笑わないでよ!」 真司はごめんごめんと適当に私に謝った。 「 苺も転けるんだな。幼稚園の時からずっと一緒だけど、転けたところ見たことなかったから。」 確かに私は小さい頃からインドアだったから 外で遊んだりはしなかった。 でも体育は得意だ。 「 なんで転けたの?」 「 ほら、絆創膏」と真司は私に大きめの絆創膏をくれた。 その絆創膏を貼りながら今日あった出来事を話した。 「 やってみたら?」 「 何を?」 「 モデル。俺苺のモデル姿見てみたい。」