「 苺!大丈夫!?って真司!なに泣かしてんのよ!」 「 ちょっ!誤解だって!」 息を切らしながら屋上に現れ、今にも真司に噛みつきそうなこの方は、 「 亜月大丈夫だから。ありがとう。」 私の1番の友達でした。 「 でも!苺泣いてるじゃんか!真司が泣かしたなら、いくら彼氏の真司でも許さない………!」 「 わかった!あづ!ヤキモチ焼いてんだ!」 「 なんでやねん!」 なぜ、関西弁………? 「 本当に泣かされてないの?」